自己分析とは
自分のことをきちんと理解して、
相手に自分のことをどのように伝えたら良いかを考える準備作業。
自分自身を見つめ直すことで、自分の強み、弱み、価値観などを再認識する。
自己分析の方法
わたしはだれ?「私は・・・」という文章を思いつくままに20個書いてみましょう。
どんなことでも構いません。自分について知っていること、思っていること・・・。
なかなか思いつかない人もいると思いますが、考えすぎず少しずつ書いてみましょう。
長所・短所はどれくらい?(欠点ばかり気にしていないか?)
好きなこと・得意なこと・苦手なこと・・・書きたいように書いて良いです。
その中でPRすることを5つ選び、順位を決めてみましょう。
自己分析はなぜ必要か?
自分を的確にアピールするための情報を整理すること。
「自分を客観的に理解する」こと。
自分の過去から現在までを振り返り、さらには将来を考えること。
自己分析の方法
過去の振り返り(自分史)
これまでの自分を振り返る
過去から現在の自分に焦点を当てて、各時代の自分の行動や経験を掘り下げる。
(主観的な立場だけでなく、客観的に他人が自分をどのような印象で見ているかを確認することも大切)
勉強、サークル、アルバイト、社会体験、資格、趣味など、
その時の経験や感じたこと学んだことを箇条書きで整理する。
→忘れていたことを思い出したり、自分を冷静に見つめ直すことができる。
自分がどんなことをしてきたのか、何に力を入れてきたのか見えてくる。
どんなことに打ち込んできたか? 何に興味があったか?
なぜ、その行動を起こしたか? なぜそうしようと思ったのか?
目的を再確認します。
現在の自分(学生生活)
現在の自分を知る
大学時代のエピソード
① 勉強・・・得意科目、一番興味があること、勉強方法
② クラブ・サークル・・・サークルに入った要因、学んだこと
③ 友人関係・・・一番の親友、先輩後輩、その他の仲間
④ 趣味特技、資格・・・きっかけ、エピソード、資格取得で身に付いたこと
⑤ アルバイト、社会活動・・・
具体的な活動、始めた動機、何を学んだかまとめた
エピソードの中から、特に取り組んだものを3つ程度選ぶ。
他者の意見を聞く
自分自身を知る
自分を客観的に見るために、他社から自分がどのように見えるか聞いてみる。
自分の長所、短所、性格など、友人・先輩・家族に聞いてみる。
→多くの人に意見を聞くことで客観的な自分を発見できる。
自分では短所ばかりが見える。
自分にとって当たり前のことでも、他者から見ると長所だったりする
長所・短所を考える自分自身について考える
長所・短所の具体的なエピソード
自分と第三者の両方の言葉をリストアップし、
長所・短所から最も当てはまる項目を選び、エピソードを考える。
短所は、現在の努力や今後の目標を付け加える。
長所のうらは短所でもある(言い換えることで長所にも短所にもなる)
気配り・・・(行き過ぎると)八方美人
一つのことを諦めない・・・(行き過ぎると)臨機応変ではなくなる。
理想の自分を描く
理想・目標・・・考え方に好感が持てる、憧れるなど
(どこに憧れるのか、どの部分が理想的なのか、何が目標となるのか)
なりたい自分が具体的になる
→その理想に近づくためにどうすれば良いか、
これからの自分の目標になる
人生設計
将来の自分を考える
10年後、20年後の自分の姿をイメージしてみる。
仕事やプライベートについて、どんなことをしていたいのか、
そのために実行することは何か。
→なりたい自分を描くことで、就職先の選択基準にもなる。
社会の仕組みや仕事に対する関心を高めるきっかけにする。
自分が働く姿をイメージすることが、
キャリアビジョンを具体的に描くことに繋がります。
キャリアビジョンは会社だけでなく、プライベートも含みます。
就職活動はそれを実現していくプロセスでもあります。
職業選択の優先順位
就職先の選択基準を整理する
仕事内容、給料、キャリアアップの可能性、職場環境、休日休暇、勤務地など、
自分が重視する条件を出し、優先順位を付けていく。
→その理由も整理する。